性質・消火

第4類危険物の分類と品名を一気に覚える

特殊引火物から動植物油類まで。引火点の順に並べて整理すれば、第4類の品名の暗記はぐっと楽になります。

読了 8分 初級
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第4類危険物は「引火性液体」です。品名は7つあり、引火点の低い順に並べて覚えるのが定石です。

7つの品名(引火点の低い順)

  1. 特殊引火物 — ジエチルエーテル、二硫化炭素など。極めて引火しやすい。
  2. 第1石油類 — ガソリン、アセトン、ベンゼンなど。引火点 21℃未満。
  3. アルコール類 — メタノール、エタノールなど。
  4. 第2石油類 — 灯油、軽油など。引火点 21℃以上70℃未満。
  5. 第3石油類 — 重油、クレオソート油など。引火点 70℃以上200℃未満。
  6. 第4石油類 — ギヤー油、シリンダー油など。引火点 200℃以上250℃未満。
  7. 動植物油類 — アマニ油など。引火点 250℃未満。

覚え方のコツ

数字が大きい石油類ほど「引火点が高い=火がつきにくい」と、素直に対応しています。番号と危険性の順序が一致していると意識すると混乱しません。

  • 番号が小さい(特殊引火物・第1石油類)=引火点が低い=危険
  • 番号が大きい(第4石油類・動植物油類)=引火点が高い=比較的おだやか

水溶性・非水溶性に注意

第1〜第3石油類は、水に溶けるか(水溶性)で指定数量が変わります。たとえば同じ第1石油類でも、ガソリン(非水溶性)とアセトン(水溶性)で指定数量が異なります。

品名代表例指定数量(非水溶性 / 水溶性)
第1石油類ガソリン / アセトン200L / 400L
第2石油類灯油 / 酢酸1000L / 2000L
第3石油類重油 / グリセリン2000L / 4000L

よくあるひっかけ

  • アルキルアルミニウムは第4類ではなく第3類(自然発火性・禁水性)。
  • 二硫化炭素は「特殊引火物」で、水より重く水に溶けにくいという性質もねらわれます。

まとめ:まず「引火点の低い順に7品名」を口で言えるようにする。そのうえで水溶性の指定数量と、他類まぎれの選択肢に注意すれば失点しません。

ご注意:本記事は学習の理解を助けることを目的とした解説です。実際の受験・法令の運用にあたっては、最新の公式資料をご確認ください。